学年ワースト5の落ちこぼれが現役でMARCH2校に合格した勉強法~英語編その2~
こんにちは!
なかたけです。
前回の記事では、
学年ワースト5の落ちこぼれがMARCH2校に合格した勉強法の一部
(英単語と英文法)
をご紹介させていただきました。
今回は、その続きといたしまして、
『長文読解』の勉強法をご紹介させていただきたいと思います。
長文読解の勉強法
長文読解における最終目標は、
日本語の文章のように左から右に読めるようになることです。
しかし、ある程度英語を勉強されている方であればわかると思いますが、
日本語と英語では品詞の配置が全く異なるため、
左から右に読めるようになるためにはある程度時間をかけた訓練が必要です。
実際私も、単語や文法の会得はある程度スムーズに行えましたが、
英語長文の速読の会得には苦労しました。
今回は、英語長文の速読を会得するプロセスを2つに分けて説明していきたいと思います。
英文解釈(精読)
先ほど、
「文読解の最終目標は左から右に読めるようになること」
と申し上げましたが、
初めからその読み方をして英文の意味を理解できる方は、
おそらくほとんどいないのではないかと私は思います。
なので、どの品詞がどの語句に掛かっているかをしっかり理解し正確に和訳する技術が、
速読への第一歩になると私は考えております。
実際、私も長文読解対策のとっかかりとして、英文解釈の練習をある程度行いました。
英文解釈の勉強は、
3~5行程度の短い英文がたくさん載っている英文解釈用の参考書を使い、
①単語それぞれの下に、文の要素(S、V、O、C、M)の記号を振っていく
②修飾語(M)がどの語句に掛かっているのかを、矢印などを使い明確にする
③正確に和訳を行う
この手順で参考書を進めていきました。
音読
英文解釈のテキストを1周することができたら、2周目以降は、
『英文解釈+音読』
で進めていきます。
「この文はこういう意味になる」
ということを考えながら英文を左から右に音読していくことで、
速読のスキルを身に着けていきます。
こちらは以下の手順で進めていきます。
①前述の①~③の要領で英文解釈を行う
②その文章を音読する
これを根気よくこなしていくことで、
初見の文章もだんだんと左から右に速読していくことができるようになります。
私は、速読ができるまでに非常に多くの時間を費やしましたが、
始めてから3か月ほどたったころにようやくコツがつかめました。
また、このトレーニングと並行して、
長文読解の問題集を使用して実際に問題を解く練習も同時に行うと、非常に効果的です。
私は、この『英文解釈+音読』に加え、
長文読解の問題集を用いてトレーニングを重ね、
12月頃にはマーク模試の点数が125点→161点まで伸びました。
これでようやく、
MARCHを受験する程度のレベルに到達できました。
私の使っていた参考書(長文読解)
1.入門英文解釈の技術70(桐原書店)
私は、この参考書を使って英文解釈と音読の練習を行いました。
この参考書は、3~5行程度の基礎的な英文が見開き1ページに1文載っており、
英文の直後から詳しい解説が始まっています。
非常に学習を進めやすいレイアウトになっており、
また、解説の詳しさから、
止まらずにサクサク進めることが可能な参考書です。
文法を一通りマスターし、
これから長文の練習に入るという方におすすめの1冊です。
2.英語長文レベル別問題集(東進ブックス)
前回ご紹介させていただきました、
『英文法レベル別問題集』
と同様に、1~6までのレベル分けがなされており、
自分に合ったレベルから始めることができます。
私は、レベル3からスタートしました。
この参考書は、
設問の解説はもちろんのこと、
長文の文構造の解説も非常に厚くなっております。
そのため、わからない文章をわからないままにせず、
全て自分の知識に取り込むことのできる非常に優れた参考書です。
英文解釈の練習が一通り終わり、
これから速読の練習を始めたいという方には非常におすすめなシリーズです。
今回は以上といたします。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。